日帰り手術について

白内障手術

 局所麻酔で正味30分前後、消毒と麻酔、術前・術後の処置も含めると手術室に入ってから出るまでで約1時間です。手術をした方の眼は眼帯で覆います。念のため術後しばらくの間院内で休憩してからお帰りいただきます。術後3日間は毎日の通院が必要です。

涙道手術

 代表的な涙嚢鼻腔吻合術(鼻外法)では、局所麻酔で正味30分~1時間、消毒と麻酔、術前・術後の処置も含めると手術室に入ってから出るまでで約1時間半です。手術した方の眼を眼帯で覆うことはしませんが、麻酔の影響で眼球の動きが悪くなりますのでしばらくの間ものが二つに見えることがあります。鼻出血防止のため鼻内に詰め物を入れておきます。念のため術後しばらくの間院内で休憩してからお帰りいただきます。術翌日に一度受診していただき傷の消毒をします。その後抜糸までの4日間、傷の消毒のため毎日の通院が必要ですが、ご自分で傷の消毒ができる方であれば4日めの抜糸まで受診をはぶくこともできます。4日めに抜糸を行い、詰め物を抜いて鼻内の内視鏡検査と処置をします。遠方からの患者さんで通院が困難な場合には、尾道市内のホテル・旅館滞在をお勧めします。

 シリコンチューブ挿入術の場合は、局所麻酔で正味30分前後、消毒と麻酔、術前・術後の処置も含めると手術室に入ってから出るまでで約1時間です。涙嚢鼻腔吻合術と同様に、しばらくの間ものが二つに見えることがあります。鼻内に詰め物は入れません。念のため術後しばらくの間院内で休憩してからお帰りいただきます。術翌日に一度受診していただきチューブの留置状態を確認します。その後は、最初の1週間は週2~3回、次の1週間は週1回の通院が必要です。

小児の涙道手術

 加圧涙道通水や涙道プロービングも涙道手術の一種ですが、基本的には外来処置と同様に手術室ではなく外来処置室で行います。多くは検査から治療までの一連の処置で数分から10分程度です。術後の休憩は特に必要なくそのままお帰りいただけます。

  難しい症例には、全身麻酔下で内視鏡を使った涙道プロービングや大人と同様の手術(シリコンチューブ挿入術・涙嚢鼻腔吻合術)を行ないます。全身麻酔での手術は、連携先の総合病院に入院していただき院長の執刀で行います。手術は30分~1時間です。通常は2泊3日の入院になります。

緑内障手術

 手術の内容は異なりますが、眼球内を扱う手術という点では基本的に白内障と同じです。白内障手術と組み合わせて行うこともあります。局所麻酔で正味30分~1時間、消毒と麻酔、術前・術後の処置も含めると手術室に入ってから出るまでで約1時間半です。手術をした方の眼は眼帯で覆います。念のため術後しばらくの間院内で休憩してからお帰りいただきます。術後経過は一人一人で違いますが、最低でも術後3日間は毎日の通院が必要です。

網膜剥離手術

 網膜剥離の手術は、手術時間が長くかかるうえに術後の安静が必要なため、通常は入院で行うことがほとんどですが、連携先の総合病院に術後入院していただくことを条件に当科で手術を行うこともできます。術後経過は一人一人で違いますが、標準的には2週間程度の入院が必要です。