眼疾患

花粉症のつらい症状を軽くするために

2月も半ばになると、「いよいよ花粉シーズン到来か」という憂鬱なお声を耳にします。
シーズン中は、花粉にお悩みの患者さまが毎年、多数、当院・保手浜眼科に来られます。

しかしシーズンが終わって何人かの方にお聞きすると、中には「予想より症状が軽かった」、「案外、楽だった」、と言われる患者さまもおられるわけです。

ではいったいどのような患者さまが、花粉症の症状が「軽かった」、「楽だった」、と言われるのでしょうか。

 

昨年の5月、
尾道市在住のTさんに聞いてみました。
Tさん「毎年、花粉にはとても悩まされていたのだけど、今年は2月に入ってすぐに先生に相談したんですよ。
そうすると「今から目薬を始めるといいですよ」と言われたので、それで本当に効くのかな?と思いつつも、その時期から目薬を入れ始めたのです。
そうしたら、例年にくらべて驚くほど症状が軽くてすんだのです!」

福山市からお越しのMさんも、「たまたま1月にコンタクトレンズを作りに保手浜眼科に行ったのですよ。そのときに先生との間で花粉症の話になったのですね。
そのときに先生が言われたのは「それだったら今から対策を始めたらいいですよ」と言われたので、「こんなに早くからするのかしら?」と思ったのですが、先生が言われるように、1月の終わりころから目薬を入れ始めたのですね。
そうしたら、花粉が飛んでいるのに症状が出ない期間がずっとあったのです。
さすがにシーズン終わりの方に少し症状は出たけれど、いつもの年よりも悩まされる期間はずっと短かったのです。
花粉症対策を始めるタイミングが問題だったのだ、とわかったのですよ。」

 

 

花粉が飛びはじめるよりも二週間くらい前から、点眼を始める治療法を「初期療法」といいます。
中国地方でスギ花粉が飛び始めるのは、例年2月中旬ですので、1月終わりか2月初めから点眼を始めるのが理想です。

「初期療法」を行った方は、花粉が飛びはじめてから治療を始めた方と比べて、症状がより軽くてすむ、症状に悩まされる期間がより短い、などの違いが明らかにあります。

また、花粉が飛び始めてからでも、少しでも早く治療を始めた方がより効果的です。

保手浜眼科では、患者さまの、例年の花粉症の起こる時期や症状の内容などをお聞きして、おひとりおひとりに最適なお薬と治療の開始時期のアドバイスをしています。
またお子さまの花粉症にも数多くのご相談にのっております。

 

ぜひ今のうちから花粉症対策を始めませんか。
保手浜眼科はあなたの花粉によるつらい症状を軽減するお手伝いをさせていただきます。