新型コロナウイルス

新型コロナウイルスに感染しないために-眼科医の立場から

新型コロナウイルスの感染がふたたび拡大する傾向にあります。

新型コロナウイルスの主な感染経路は飛沫感染と接触感染の2つと考えられています。
飛沫感染とは、感染者のくしゃみ、咳、などに含まれたウイルスを、口や鼻から直接吸い込むことによる感染のしかたです。
接触感染とは、ウイルスの付いた手で口・鼻・目を触ることによって、粘膜からウイルスが体内に侵入する感染のしかたです。

ウイルスの付いた手で目を触ることによって感染する、というのは、新型コロナウイルス以外の、「ウイルス性結膜炎」や「細菌性結膜炎」の感染経路と全く同じです。

ですから、われわれ眼科医が、ウイルス性結膜炎や細菌性結膜炎にかかった患者さんにお伝えしている、他の人にうつさないための注意点は、新型コロナウイルス感染症対策にそのまま適用できます。

自分にウイルスを感染させない、という観点で、あらためて注意点をあげます。

  • 少なくとも外出先では、「顔に触らない」ことを強く意識するようにして下さい。
  • 外出から帰ってきたときには、まず最初に手洗いをして下さい。

 

  • 常にこまめな手洗いを心がけて下さい。手を洗うときには、石鹸と流水で、20秒以上かけてしっかり手を洗って下さい。点眼をしたり、コンタクトレンズをつけ外ししたりするときは、特に念入りに洗って下さい。
  • 洗っていない手で目をさわらないようにして下さい。
  • 涙や目やにを拭いたり、かゆみのために目をこすったりするときは、目に直接さわらないようにティッシュペーパーや綿棒を使い、使ったものはその場ですぐに捨てるようにして下さい。

どの項目も今までに聞いたことがおありでしょうが、今一度、これらを意識して行動してみてください。